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カメラレンズのご紹介〜広角ズームレンズ編〜

最終更新: 2019年5月11日


こんにちは。僕のブログに来て頂き、ありがとうございます。

今回も僕、Saygoのブログを最後まで読んでいただければ嬉しく想います。

前回のレンズご紹介から間が空きましたが、引き続きレンズのご紹介をしますね。

今回は【広角ズームレンズ】です。

無意識に使っているレンズ

実は普段から広角レンズを無意識に使っている人がかなり多くいます。ガラケーの人もまだまだ多くいると想いますが、今では携帯電話と言えば、殆どの方がスマートフォンを使っていると想います。

その殆どのスマートフォンに使われているレンズが実は『広角レンズ』になっています。コンパクトデジタルカメラ、いわゆるコンデジに使われているレンズも『広角』が殆どです。

無意識に使っていた(であろう)広角レンズの特徴と便利な使い方にフォーカスを当ててご紹介していきます。

ただ、広角レンズにもズームレンズと単焦点の2種類があります。広角レンズの購入ポイントとフレーミング&アングルの基本的なコツは前回の標準ズームレンズの回▶︎と同じとなるので、今回はこれらの案内は省いて、広角レンズ自体の特徴と効果を得られやすい撮影法をメインに紹介していきますね。


広角ズームレンズはこんなレンズ

広角レンズは一般的に焦点距離が35mm(フルサイズ)換算でだいたい焦点距離35mm以下のレンズです。さらに24mm以下を超広角レンズと言ったりします。

注)前回のおさらいですが、フルサイズ機での数値と一般的なAPS-C機の数値は違います。APS-C機の場合は24mm(前後)になります。超広角は18mm以下となるので、間違って購入しないでくださいね。

そして広角レンズの大きな特徴は次の3つとなります。

■画角が広い

■遠近感が強調される

■被写界深度が深い

_写る範囲が広い

画角が広い、ということは自分たちが普段見ているよりも広い画角で撮影出来るということです。このことはとても判りやすい特徴だと想います。

そして広角レンズが難しい、と言われる原因の一番もこの『画角が広い』に起因します。

画角が広いと「写る範囲が広くて余計なものが写り込んでしまう」ということが起きやすくなります。

この『広い画角』を如何に扱うかが、広角レンズを使いこなす時の大きなポイントと言えるでしょう。

_手前のモノは大きく、遠くのモノは小さく写る

広角レンズで撮られてる場所に実際に行って、「意外と狭い」と感じた経験はありませんか?

これは、広角レンズ特有の手前ものはより大きく、遠くのものはより小さく写るという特徴によるものです。

手前のものが実際よりも近くに(大きく)感じられ、遠くのものが実際よりも遠くに(小さく)感じられる。つまり奥行きがあるように見えてしまうのが広角レンズの特徴です。

この特徴を最大限に有効活用しているのが、ホテルと飲食店です。

泊まるホテルを決める時に客室の広さが決め手になる時も多々あると想います。でも実際にホテルに着いて客室に入った時、「あれ!?狭い?」と想ったことありませんか?

飲み会やパーティなどの大人数で飲食店を決めて、お店に入り席に着いた時、「ん??みんなちゃんと座れる?」と想ったことありませんんか?

それら全て、広角レンズの特徴に気づかずの結果なんです。

_ピントの合う範囲が広い

ピントが合う範囲のことを「被写界深度」と言います。

ピントの合う範囲が広いことを「被写界深度が深い」、合う範囲が狭いことを「被写界深度が浅い」と言います。

広角レンズの大きな特徴として「被写界深度が深い」こともあります。これは「ボケにくい」ということになります。

これはもう動かしようがない広角レンズの特徴なので、この特徴を積極的に利用した絵作り=撮影をする必要があります。

広角レンズの上手な使い方

広角レンズが持つ特徴を活かした被写体には次のようなモノ・コトがオススメです。

◎風景/自然

◎大人数でのシーン

◎建物

◎室内/屋内

そして上手な使い方としては次から挙げるような撮り方があります。

_被写体に近づく

遠近感が強く出るといった特徴から、被写体に思い切りグンっ!と寄ると、いつもよりも被写体は大きく写り、そして背景は小さく写ることになるので、被写体がより強調され、被写体の魅力を引き出すことになる写真となります。

_広さを活かす

そもそも写せる範囲が広いので、その広さをそのまま利用して「広がりのある」写真を撮ることが可能です。標準や望遠では物理的に撮ることが出来ない景観が広角なら撮れる、といったことが可能です。

_パースをつける

パースとは「パースペクティブ」の略語で、「遠近法」といった意味があります。つまり広角レンズの特徴である遠近感を強く出す撮影法です。

ただ、パース(効果)が強いと、急な角度が付いたような写真、周辺が彎曲したような写真となり、これら現象が起こることも広角レンズが難しいと言われる原因になっています。しかし次のポイントを押さえれば全然難しくありません。

水平・垂直を意識して、水平・垂直な部分を作ること

パースによって急な角度が付いたように、もしくは彎曲したような写真だと、単純に写真全体がごちゃごちゃと傾きまくっている写真になってしまいます。でも水平・垂直な部分があれば、そこが中心となり安定することで、パース部分(遠近感)が活きてくるようになります。

_パンフォーカスで撮る

被写界深度が深く、広がりを強調できる広角レンズの場合、絞り値を絞って(F値を大きくして)全体にピントを合わせることで、背景もシャープに写せることが出来ます。この手前から奥まで全面にピントを合わせて撮ることを「パンフォーカスで撮る」と言います。

そもそも被写界深度が深く画角が広いといった特徴がある広角レンズで撮影した場合、パンフォーカスに自然となっていることが多くあります。

絞りを絞ってピント位置を遠くに置く​と、パンフォーカスで撮影出来ることになるのですが、ただ気をつけたいのは、被写界深度の本質は、ピントを合わせた位置よりも奥の方が深い、ということです。

5m先にピントを合わせた場合の被写界深度は、手前が「2m~5m」。奥が「5m~∞」。

なので、あまりに遠くにピントを合わせてしまうと手前がボケてしまい、パンフォーカスではなくなってしまいます。

_下から撮る

これは僕がよく使う手法なのですが、下から見上げるアングルで撮ると広角レンズならではの写真が撮れます。

パースをつける、ということと同じ感覚なのですが、普段は大きく見えているビルや大樹を比較対象にして、さらにその上に広がる空や森の樹々を大きく広く写し撮ることが出来て、迫力ある写真を撮ることが出来ます。

まとめ

ここまで広角レンズの特徴と使い方を書いてきました。今まで耳にしていたであろう「被写界深度」や「パンフォーカス」といった部分も、今まで以上に理解が出来たかと想います。

今回の広角レンズ独特の特徴を理解し撮影の経験が進むと、次はF値の小さい大口径広角レンズで「広角であり、さらにボケのある写真」なども楽しめるようになってくると想います。

広角ズームレンズの面白さを実感し、スキルアップの参考にして頂ければ嬉しく想います。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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