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執筆者の写真saygo

カメラレンズのご紹介〜標準ズームレンズ編〜

更新日:4月23日


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こんにちは。Photographer SaygoHiokiのブログに来て頂き、ありがとうございます。2回目の紹介レンズは【標準ズームレンズ】。


『標準』と名称されるように、見たままの視界をほぼそのまま写し撮ることが出来るレンズです。数多くあるレンズの中でも最初に使い方を覚えると、レンズそのものの使い方が理解しやすくなります。


このブログ記事では、標準ズームレンズの特徴と便利な使い方にフォーカスを当ててご紹介していきます。




標準ズームレンズはこんなレンズ

標準レンズは一般的に焦点距離が28mm〜72mmくらいのレンズのことを言います。


ただこれだと、幅が広くない!?、と想われる方もいると想います。そこで目安となるのが、50mm(前後)。この50mm(前後)というのは、人が普段見ている感じ、つまり視覚に似た画角だと言われています。



自然なフレーミング


自分たちが普段見ているのと同じような画角で撮影出来るということは、撮るときも比較的自然とフレーミング(構図)が決められます。そして、その写真を人に見られる時も、とっても自然な感じで見られるといった点があります。


そう、標準レンズはクセがなく、とても使いやすいレンズとなります。


注)ここで覚えてほしいのが、50mm(前後)というのはフルサイズ機での数値で、一般的なAPS-C機の場合は30mm(前後)になります。間違って購入しないでくださいね。




自分目線なレンズ

標準レンズに向いているシーンは、人物。そして料理や小物雑貨などのテーブルフォトが向いています。先にご紹介した通り、普段見ているのと同じ感覚/視覚で撮ることが出来るため、人物を撮る場合、フレームにちょうど人が入るくらいの画角になってくれます。



普段の目線


料理なども、近すぎず遠すぎず普段、食事をしているような感じで撮ることが出来ます。普段と変わらないということは、撮影した人の(普段の)目線も伝えることが出来るため、共感が生まれやすくファンがつきやすい、ということへも発展していきます。



もっと好きになれる


この『普段の目線』で撮れることは大きなメリットです。

標準レンズ1本あれば、自分の普段目線で色んな写真が撮れるため、外に出かけた時、散歩をしているような雰囲気の写真を撮ることが出来ます。気負うことなくいつも通りの自然体で撮影できることは、好きな写真/カメラライフをもっと好きになるチャンスでもあります。

雑学:この標準(ズーム)レンズですが海外では、「ストリート(ズーム)レンズ/street (zoom) lens」と呼ばれることもあるんです。ストリートの意味の中には散歩、って意味も実はあるんですよー。

標準ズームレンズを使った上達法


標準レンズは初心者から上級者まで、使いやすいのもメリットです。応用が効きやすい、といった方が解りやすいと想います。そのため次にような人に、特におすすめしています。

○一眼レフカメラを買ったばかりの人

○普通の写真しか撮れない人

○おしゃれな写真が撮りたい人



ズームレンズの本当に真価

ここで「ズーム」といった言葉に惑わされないように説明します。ズームレンズだとどうしてもズーム機能で被写体を大きくしたり小さくしたりしがちですが、これではスキルアップには繋がりません。


単焦点と同じように使えば上達します。


広角寄りで撮る、望遠寄りで撮る、標準位置で撮る、といったようにカメラを構えてファインダーを覗いたら、ズームリングをしないことです。フレーミングとアングルは自分が動いて調整します。この撮影の仕方で、焦点距離ごとの感覚(レンズの感覚)が身につきます。


焦点距離ごとの感覚が身についてくると普通ではない、自分がイメージしていた景色や雰囲気を自分で創れる=見つけられるようになってきます。標準レンズを使っていて、カメラや写真の面白さに気づかない人が多くいることの理由は、ズーム機能の上手な使い方に気づいていないことが多くあるからです。



購入時のポイント

標準ズームレンズの購入ですが、もしまだ一眼レフカメラを持っていない方は、レンズキットの購入をおすすめします。いくら万人受けのするレンズだと言っても決して安くはありません。他のレンズと比べると『安い』かも知れませんが、それでも一般的な感覚からだと高い部類に入ると想います。



魅力ある価格帯


そうなると各社メーカーが出しているレンズキットで購入できる価格帯は非常に魅力ある価格帯です。レンズ単体の購入するよりも、半額かそれ以下の価格で購入できます。そして、もう一眼レフカメラを持っている場合は、好みで購入すれば良いと想います。好みというのは純正メーカーでカメラと揃えるのか、サードパーティ製のレンズにするのか、ということです。



他の機材も考慮できる


サードパーティ製のレンズは純正レンズと比べるとかなり安く購入できるので、安く購入して浮いた費用を別のレンズや機材に使う、といったことも購入時の参考にして頂ければ、と想います。



さいごに

ここまで撮影ポイントやレンズの特徴を書いてきましたが今回も最後に、撮影例をいくつか載せます。参考にして頂き、標準ズームレンズの面白さを実感し、スキルアップの参考にして頂ければ嬉しく想います。


今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。


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実際の食事目線をイメージした写真【標準位置】


image02

(真)上から見た時の雰囲気。カフェなどでよく見られると想います【標準位置】


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富士山の表情を見たくて、グッと寄って撮影【望遠寄り】


image04

絶景や体の感じた感動を写し撮りたい時は【広角寄り】

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