素人でもパッと見きれいな写真を撮ることが、それほど難しいことではなくなっている今。老若男女問わず、スマホで手軽に写真が撮れるようになったおかげで、楽しさに気づいて『写真』を趣味にした人も、私の周りに多くいます。
そして、凝り出したからこそ分かる、その奥深さ。そうすると自然と次のような考えになることが多い。
いい写真ってどういうもの?
自分が本当に撮りたいのは何?
最初にほとんどの人がいきあたる壁は
“いい写真ってなんだろう?”
だと思う。インスタなどのSNSにアップしてはみたものの、今一反応がなくガッカリした経験は誰もが一度は味わうはずだ。私もその一人なのだから... 笑
しかし、忘れてはダメなことことがあります。それは、自分で撮ったその写真を自分が好きかどうか。
大事なのはトキメキやワクワク
実は、その写真を見た時に、ワクワクしたり、ドキドキしたり、センチメンタルになったり、自分の心が動いかどうかで写真の良し悪しは決まります。自分の心が動いたり、ときめいたりして撮れた写真は、不思議と見てくれた他人(ひと)の心にも何かしらのトキメキを投げかけてくれます。
自分の心がときめかないのに、他人の心に感動を与える写真が撮れることはまずありません。
最初から写真家を目指していなかったにも関わらず、写真に対する想いや興味を深めるうちにプロになろうと意識し始める人もいます。そういった人から聞かれることがあります。それは、
“写真を仕事にするために、必要なことって何?”
自覚を持つ
写真を仕事にすることに必要なことは、「プロとしての自覚を持つこと」です。
写真への知識や撮影の技術だけではない、他の部分をおろそかにしないことです。特に下記のようなことになります。
きちんと下準備をする
連絡がきちんと取れる
お客様との適したコミュニケーション
締切りを守る
「当たり前」「常識的なこと」と思われると思いますが、実は意外にも出来ていない人がいます。SNSで人気が出てフォロワーが増えて、プロになる人が増えてきています。そのため、『人気がある=プロ』、だと思いがちになる人が多く出てきています。
信頼関係
人気が出ても、信用や信頼をされなければ長続きはしません。これは、どんな職業にでも言える、当たり前と言えば当たり前のことです。とくに独立したり、フリーランスともなれば、信頼関係はなにより大切になってきます。『人気がある=プロ』ではなく、『信用・信頼がある=プロ』の意識はしっかりと持っておくことです。
まとめ
プロだからこそ、自分の撮った写真が好きかどうか、は大切です。好きだからこそ、人にも勧められるし、見てほしいって気持ちが湧いてきます。自分が好きでもないのに人に見てほしいとは思えないことがほとんどです。自分のトキメキやワクワクが人に伝わってはじめて、写真家として成立します。
また当たり前というか『基本』を大切にすることで、人脈は広がり、信用・信頼が生まれます。上手だからプロのなれるのでなく、『信がおける』からこそ、プロになれるのです。今回の記事が参考になればすごく嬉しいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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