プロの写真撮影の『撮影ノウハウ』を社内資産にするという考え方。そして、その方法をご紹介。
- saygo

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企業活動の中で、写真を使う場面はかなり増えました。
Webサイト
SNS
採用サイト
会社案内
営業資料
プレスリリース
以前なら、Webサイト制作や会社案内制作など、大きなタイミングで撮影すれば十分だった会社でも、今は日常的に写真が必要になります。そこで増えているのが「社内の担当者が写真を撮る」というケースです。
これは決して悪いことではありません。むしろ、日常的な広報を考えれば、とても合理的です。
ただし、一つ問題があります。それは、自社なりの「撮り方」が決まっていないことです。
まず、撮影する場所を決める
写真の品質を安定させたいなら、最初に考えたいのが撮影場所です。
毎回違う場所で撮るより、
「製品撮影はここ」
「社員紹介はここ」
とある程度決めた方が写真は安定します。
背景に余計なものが入らないか
十分な明るさがあるか
自然光が入るなら、何時頃が撮りやすいか
こうした条件を一度確認しておくだけでも変わります。
カメラ設定を「基本設定」として残す
社内に一眼カメラやミラーレスカメラがある場合、毎回ゼロから設定する必要はありません。
撮影するものがある程度決まっているなら、
「製品撮影なら、この設定」
「人物撮影なら、この設定」
という基本値を決めておくことができます。
もちろん、状況によって微調整は必要です。
でも、毎回全部考える状態から、基本設定を起点に考える状態にする。
これだけでも担当者の負担はかなり減ります。
構図にも「会社の型」をつくる
写真が安定しない会社では、撮影者によって構図が大きく変わることがあります。
ある人はかなり引いて撮る
別の人はアップばかり
製品の正面写真もあれば、斜めから撮った写真もある
もちろん、表現として変化をつけることは必要です。
ただ、「まずこの1枚は必ず撮る」という基本構図を決めておくと便利です。
製品なら、
全体/特徴部分/使用中/サイズ感が分かるもの...
など。撮るべき写真をあらかじめ決めておけば、撮り忘れも減ります。

「何を伝える写真なのか」を決める
ここは、カメラの技術以上に重要だと思っています。
たとえば工場を撮る場合でも、
設備が充実していることを伝えたいのか
職人の技術を伝えたいのか
清潔な職場環境を伝えたいのか
目的によって撮るべき写真は変わります。
単に、「工場の写真を撮っておいて」ではなく、誰に、何を伝えるための写真なのか。
ここまで考えると、写真はかなり変わります。
撮った後の「選び方」を決める
撮影すると、似た写真が何枚もできます。
その中からどれを使うのか
ここにも基準が必要です
写真としてきれいかどうか
だけではありません。
Webサイトなら、「会社の特徴が伝わるか」
SNSなら、「日常の空気を感じられるか」
採用なら、「ここで働くイメージを持てるか」
使う場所によって、良い写真の基準は違います。
だからこそ、撮影と写真選びはセットで考えた方がいいと思っています。
使い道から逆算して撮影する
Webサイト
SNS
採用
会社案内
営業資料
同じ会社の写真でも、用途によって必要な写真は違います。
SNSなら縦方向で使いやすい写真が必要かもしれません。
Webサイトなら、文字を載せる余白が必要になる場合もあります。
会社案内なら、横長で撮っておいた方がレイアウトしやすいこともあります。
つまり、撮影してから「どこで使おう?」と考えるのではなく、使う場所を考えてから撮影する。
これも、写真を活用しやすくする大切なポイントです。
こうした内容を「撮影レシピ」にして残す
ここまで整理すると、社内で撮影するために必要なものが見えてきます。
使用するカメラ
基本設定
撮影場所
背景
光
基本構図
撮るべき写真
写真選定の基準
活用先
これらを簡単な資料にまとめておけば、自社専用の「撮影レシピ」になります。
写真が得意な担当者の頭の中にある知識を、会社の知識に変える。
これが、僕が考える「写真を社内資産にする」ということです。

プロに頼む写真と、社内で撮る写真を分ける
ここまで書くと、「ではカメラマンには頼まなくていいのか?」と思われるかもしれません。
でも、そうではありません。むしろ僕は、プロに頼むべき写真と社内で撮ればいい写真を分けた方がいいと思っています。
社内撮影と相性がいいもの
日常の仕事風景
SNS投稿
製造中の様子
社員の日常
ちょっとした製品紹介
プロに依頼した方がいいもの
Webサイトのメインビジュアル
広告
企業ブランドを代表する写真
経営者プロフィール
重要な採用キービジュアル
商品の本格的な広告撮影
こうした使い分けです。すべてを外注する必要もない。すべてを内製する必要もない。
その中間をつくればいいと思っています。
ただ、最初の「仕組みづくり」は意外と難しい
ここまでの内容を見ると、「一度、自社でも整理してみよう」と思われる会社もあるかもしれません。
ぜひ、やってみてほしいと思います。
一方で、カメラ設定だけでなく、
どこで撮るか
何を撮るか
どんな写真を選ぶか
WebやSNSでどう活用するか
まで自社だけで整理しようとすると、意外と難しい部分もあります。
特に、自分たちでは当たり前になっているものの中から、「外部の人に伝えるべきもの」を見つけること。
ここは、第三者の視点があると整理しやすくなります。

「写真を社内資産にする」という考え方
こうした考え方や、撮影環境のつくり方、社内に残すべきノウハウ、6ヶ月ほどかけて定着させる場合の進め方などを、無料PDFにまとめています。
社内でもっと写真を活用したい
カメラはあるけど、うまく使えていない
担当者によって写真の品質が変わってしまう
そんな企業の方には、参考になる内容だと思います。
そして、一緒に仕組みをつくります
僕自身、この考え方を形にした、
という企業向けのサービス支援も行っています。
僕が毎回撮影するのではなく、貴社のカメラや撮影環境を使いながら、
撮影設定
撮影方法
撮影レシピ
写真選定
WebやSNSなどへの活用
まで一緒に整えていくサービスです。まずは自社で取り組んでみる。それでも、
一度プロと一緒に撮影環境を整えたい
社内に撮影の基準を残したい
と感じたときに、この支援サービスがあることを思い出してもらえればと思います。
写真を撮って納品するだけではなく、写真を生み出せる仕組みを会社に残す。
そんな写真家との関わり方もWin-Winになり、面白いなと僕は思っています。
今回の製造業に関する写真だけでなく、人物写真から、デザインに使用する写真まで幅広く、承っております。
しっかりと魅力が伝わり、お客様に選ばれやすくなる写真が必要なときは気軽にご相談ください。




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